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重箱の隅

好きなことだけ。

【6-3-3】 ギターレッスン

ギター

あいまいになる火曜の記憶(この記事を書いているのは、実は5日後の日曜日ですw)

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本日の相方:弐号機。
テーマは、「持続音」!

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これまでも、何度かレッスンに出てきたし(『籠の鳥』by Char , 『アイ』by 秦基博)、その都度先生から教えていただいてはいたものの、今回改めて、ハッキリと意識しました。


『夢旅人』で頂いたコード譜のイントロは
GCDC GCDC Dsus4 D

という単純なものなのだけど、師匠の実演では、まずGを4本指で押さえて、
Cはadd9、最後のD以外はsus4へとちょっと変更されてます。

以下、ダダであらわすとこうなります。

G(4本指の)

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上から見ると

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2弦3フレット、すなわち”D”を足すわけね。
4弦開放と同じ音なので、GはGなんだけど、「あら、なんだかちょっとオシャレ」なGです。

続けてCadd9。
中指と人差し指をそのままの形で一段(一弦分)上へ。

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次は、人差し指を1弦上へ、中指は折りたたむようにして、Dsus4。
ここで戸惑う中指ダダ。移動距離が大きいので遅れます。

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「どうせ目の前の3フレットを押弦してるんだから
この中指押さえなくてもいいんじゃ?」
という遅刻魔ダダの腹黒い提案を、

「いんや、押さえる!」と却下した師匠の真意は、0.2秒後に判明。

ほれ、小指離せば、”D”。

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オーマイガッッ!

目の前に小指のG(←コードDにとってのsus4)がいてくれるから、中指は多少遅刻しても、裏扉から静かに教室に滑り込んでしらっとF#に着席してれば、出席確認(コードDの演奏)には間に合うわけね。

君が楯になってくれたおかげだ。ありがとう、sus4!

sus4の解説は、師匠新刊『ギター・コードを覚える方法』P..54~55。
「”こんばんみ”の”み③”をsus(差し(④)替える)する。」

sus4からもとのコードへの進行は鉄板なんでしょね。
『アイ』(Esus4→E,A7sus4→A7,)も
『グッバイアイザック』(第1音からGsus4→G)も、sus4祭りだもん。

ということで、話を戻せば、持続音は”D”でございました。
以下は、持続音についての実にウツクシイ解説の続き。

「綺麗なコード進行というのは、そのサウンドの美しさはもちろん、コード・フォーム移動もしやすくなっている場合がとても多いです。」(『ギター・コードを覚える方法』P.114。)

この点でいうと、師匠に教えていただいたフレーズで、最強なのは『籠の鳥』。

『籠の鳥』は持続音がD(とG)で、なおかつ、ベース音がC→B(今思えばこれがGonBか!)→A→Gへと下降。
基本的に中指と人差し指はそのまま弦を平行移動。

これ、実はレッスン始めて4回目くらいにはもう教わってました(>_<)。


後は、ひたすら課題曲演奏。

『夢旅人』は、”Bm7→Em→Am →D7(ダイスのように転がっていたいから)”のシンコペーションが楽しい。
前後バタバタでも、そこだけがんばって弾いちゃうw。

『グッバイアイザック』は、
”駆け抜けろ今”をはじめとして、
各フレーズのストロークの回数確認。

”駆け抜けろ今”の部分は、先生が八分音符(4連+1)で記してくださったにもかかわらず、原曲の演奏(と、秦君がよく弾いてる)イメージで、
”駆け抜けろ今” の”今”のところで、
勝手に16分音符で弾いてました(^^;)。
♪ジャカジャカジャッ♪ ←大きな間違いw

すると、先生がお手持ちのiPhoneyoutube再生しながら、
「駆け”抜けろ今”、5音だろ」って動かぬ証拠を提示されて、
「おわ、ほんとだ」と赤面。

そして、「そっか、曲流しながら一緒に演奏すればいいのか!」と今更ながらの大発見w。
いまだに、コード(左手)のことしか考えてない証拠です。反省。
ちゃんとコード進行を指にたたき込んで、今度からカラオケボックスの自主練では、ちゃんと入力機械も借りていかねば。

目下の悩みは、どの曲を弾くにあたっても、とにかくBm(7)が一発で押さえられないこと。『アイ』も、Bm7で挫折して、別の押さえ方を教えていただきました。
師匠はもちろん、秦氏も、100フレーザーの先輩諸氏も、なんであんなに柔らかく、簡単に、Bm押さえられるん????

・・・練習あるのみ、ですね。がんばる。


そんなこんなで、本日のレッスンで6クール目終了。

発売一ヶ月弱にしていまだアマゾンの音楽理論部門で第一位の本の著者に、幸運なことに直接ご指導を頂いているわけですが・・・
実は私の感動ポインツは、「ギターの技術」はもちろん、むしろ「教える技術」なのです。
しかも、「書いて伝える技術」と「対面で伝える技術」が、どちらもこんなに高アベレージで成立する人はめったにいない。

新刊では終盤のほうに登場する「分数コード」や「持続音」の理論も、
対面レッスンだと、ギター触りだして一ヶ月にも満たない初心者にさらっと体験させるわけですよ(レッスン4回目の『籠の鳥』)。

で、出来たかどうかはおいといて(←そこで相手を追い込まないところに、指導者のワザが)、ちょっとたつとまた、同じことが出てくる(レッスン2ヶ月目の『アイ』)。

目の前のことに必死な生徒は、「ああ、知ってますよ。へ~」くらいの反応で(失礼千万!(^^;))、それ以上は踏み込まずに自分の指と格闘しているわけですがw、そこでも師匠は深追いせずに静観。

で、さすがに3回目ともなると、ポンコツ生徒といえども、「あっっっっ!!!」とその醍醐味をはっきりかみしめる瞬間が訪れる。

師匠は、本でもお話でも、「30%の理論」と繰り返してらっしゃいますが
直接指導だと、その点がほんっっとによくわかる。
「教える/教えないの線引き」と忍耐強さ、一つ一つのゴールに導くための誘導のみごとさ、小出しにするトピックの絶妙さ。

これがその都度のレッスンのなかで、偶然に左右されて、即興劇的に展開されるわけですよ。雑談の端っこを捕まえて、気づくとみごとに道しるべが目の前に示される。
このとき、師匠が下さる教材は、ネットや本で紹介されてるコード譜そのままじゃなく、ちゃんと生徒が習得するべきテーマを反映して、レッスン用にアレンジされております。
さらには、レッスン中にどんどん裏技コードや、同じコードで弾ける別の曲が登場する。

「経験」と「知識」の持ち駒が、とんでもなく多いから出来るワザですね、ほんと。

生徒にしてみれば、「らせん」を描きつつ、一歩一歩の行程も楽しんで、小さな山を登ってる感じです。同じ方角を見たとしても、前回より視点が上がっている分だけ、同じ風景も少しずつ遠くまで見渡せるようになってる。だから、さらに上を目指す楽しみができる。

古今東西、言い尽くされてはいますが、
個と全体、というか、現在を中心に、過去と未来が、
目の前の目標と、全体の流れの両方が、あまりにも美事にからみあった1時間なのです。

そりゃ、尊敬しないわけにはいかない。
しかも、私のシゴトに関係ある方法をこれだけ美事に示されてるんだから、なおさら。

だから、たとえ自分の演奏がボロボロでも、毎回感動ポインツ両手いっぱいに抱えて帰宅するわけなんだな。

・・・と、最後の最後に、自分の練習不足をなんとなくごまかして着地。

コレを読んでる師匠のぼやきが聞こえてくるようでございます。

「・・・これだから、
 女子ってやつは・・・(-_-;)」