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重箱の隅

好きなことだけ。

雑感:小道具(ペンダント・花・本・絵)

1.ローズのペンダントについて。

地人会新社のfacebook、稽古中の記事の中で、ローズのペンダントトップの画像がありました。
4月18日の投稿記事

これが、いつの段階で「クロス」のペンダントに変更されたのかは不明ですが、敬虔なキリスト教信者であることが台詞の端々から感じられるローズのキャラクターを表現する小道具としては、なるほど「クロス」のほうがしっくりくるなと思います。

そのものずばり、ラルフから

「僕が十字軍なら、あなたは十字架を背負って生きている」

とも言われてるしね。


2.白い花
出発の日の午前中、ラルフと散歩に出たローズが、帰宅したときに持って帰ってきた白い花。
あの色調の舞台の中で、とても白が綺麗に映えて、特別な思いの象徴なのだろうと思えました。
観劇後に意見を交わし合った食事会の席で、Mさんが、「あれは、純粋な恋の象徴ってことでは?」と、ロマンチックな指摘。もちろん、まだ二人は結ばれる前でしたが、結ばれた後も、ローズは大事そうにあの花を窓から差し込む光にかざしたりして、見つめてました。(にしては、アーサーが迎えに来たときは、もうテーブルの上にほおっておかれましたが。)


3.アーサーの読書。
プロヴァンスのコテージで、ビーズクッションに身を沈めながらアーサーが読んでいたのは、フィッツジェラルド。タイトルまではわからなかった。『グレート・ギャツビー』かなぁ???
どなたか、前列で観てらした方、補足お願いできませんか?


4.ローズの絵
鮮やかなブルーの絵は、ローズ曰く「私の頭の中」。
抽象画なので、うまく言えませんが、なんとなくシナプスとか、理科の時間に顕微鏡で見た細胞のような感じ。
ちなみに、これを見たラルフが、知性をのぞかせる発言をするのですが。

「思考は言葉にした途端、影になる。」

これは、翻訳者水谷先生が加えられた台詞です。
この台詞がないと、次の台詞の意味がわからないんですよ、原作のままでは。
「翻訳」という行為も、やっぱり一つの「創造」ですね。うん。